韓国で虫歯治療してみた

韓国ワーホリ

こんにちは。

韓国で、歯医者さんに行って、歯科治療を受けてきたので、日本との違いについて書いていきたいと思います。

韓国の歯医者さん

行くことになった経緯

先日、歯磨きをするときに、奥歯の歯茎がやけにしみて痛いなと思って、歯医者に行ってきました。

韓国では、健康保険に入っていればスケーリングが1年に1回だけ保険適用となり、約2万₩で出来るので、家から徒歩3分で行ける歯医者さんに、夏頃にスケーリングしに行ってきました。

何も考えず、1件目はその同じ歯医者さんに行きました。

レントゲンを撮られて、検査をして、歯茎がしみるのは、歯茎が下がって(?)歯が出た部分がしみる的なことを言われたので、奥歯の側面の歯と歯茎の境目を詰め物でカバーする治療をして保険適用されて3万₩くらいで治療できてそれはよかったのですが、

ワーホリ来る直前に、万全の状態で渡韓しようと一生懸命に日本で歯医者に通っていて、10年近く前に奥歯にできた虫歯を治療した時の、詰め物の周りが黒くなって気になってはいたけど、歯医者さんに経年劣化の着色だね〜とか言われて放置していたのですが

それは虫歯だと言われてしまいました。

奥歯だけでなく、他にも小さな虫歯がたくさんあり、治療の見積もりをしたらなんと122万₩、約14万円となりました(大草)

日本なら高くても1万円台で終わると思っているという虫歯治療が、莫大な額が提示されたことに驚き、ちょっとこれはどうしようと、1回持ち帰って、ちゃんと調べてから考えることにしました。

日本では住民票を抜いているので、1週間程度の一時帰国では保険が使えないし、日本に長く帰る予定もないので、韓国で治療するしかありません。

特に痛いわけではないけど、黒くなっていて見た目も悪いし、放置したらもっと虫歯が悪化するかもと思って韓国で虫歯治療をすることを決意しました。

歯医者さん選び

日本では歯医者さんの数がコンビニよりも多いと言いますが、韓国も歯医者さんの数は多いです。(コンビニより多いかは知らん)

そもそも、韓国では虫歯治療は保険適用でないので、治療費がどうしても高くなってしまうんですよね。 

歯医者さんが多いのも頷けます💸

日本で虫歯の詰め物をするときは、保険適用で白いのが良ければプラスチックのレジン、そうでなければ銀歯という2択でした。

前歯など見た目が気になるところはレジン、奥歯など力がかかるところは強度のある銀歯を詰めるのが一般的なようです。

ただ、割れやすいこともあるし、金属アレルギーが起こることもあります。

日本以外の国では、銀歯は選択肢にないところもあるみたいです。

ちなみに私も銀歯も白い詰め物も両方入ってます✌️

家の近所の歯医者に片っ端から連絡して、(電話するのが嫌いなので、チャットで連絡が取れる歯医者限定)値段が良心的で口コミがよさそうな歯医者を予約してみることにしました。

インレーの素材選び

インレーとは、虫歯の部分を削ったあと、隙間に入れる詰め物のことです。

上記のように、日本で保険診療となっている詰め物の種類は数少ないので、迷うこともありませんが、韓国では素材を自分で選ばないといけません。

そんな中、私が選択肢として検討したインレーの素材は主に3つです。

ハイブリッドインレー:陶器とプラスチックを混合した素材。経年劣化で変色する。その他の素材より安価。日本で1本3万円くらい。

オールセラミック:陶器でできた素材。審美性に優れている。二次虫歯になりにくい。ハイブリッドインレーより耐久性がある。日本で5~7万円くらい。

ゴールド:いわゆる金歯。見た目が悪いこと、高価であることを除けば、詰め物と歯の隙間ができにくく、二次虫歯になりにくい、金属アレルギーが起こりにくい、柔らかいため割れにくいなどのメリットがある。日本で5~7万円くらい。

歯医者での流れ

私が今回治療した歯医者さんは、待合室に人が溢れかえってたので人気なんだなと思って安心しました🫶

診療の流れは基本的に日本と一緒です。

【初診日】

受付で予約した名前を告げ、外国人登録証を確認されます。

保険証、診察券がない国なので本当にらくちんです。

まず、口腔内のレントゲン写真を撮り(ピアスを外すように言われる)、そのまま席に案内されます。

歯医者さんが口腔内の状態を確認した後、治療方針が案内されます。私の場合は上下奥歯4本すべての歯を治療したほうがいいということで、右側上下2本、左側上下2本ずつ、2回に分けて治療することになりました。

歯医者さんが写真を見せながら早口で説明してくれるので必死に聞きます。

私の歯の画像が出てきますので閲覧注意⇩

⚠️⚠️⚠️

レントゲン写真だけでなく、韓国の歯医者は口の中の写真も撮ってくれます。

その後受付のスタッフが診療台に来て、インレーの素材、価格などについて説明がされます。

私は、見た目がよくて割れにくく、二次虫歯もできにくいということでオールセラミックのインレーで治療することにしました。

初診日には治療は行わず、改めて予約をしました。

【虫歯治療当日】

歯茎に局所麻酔が打たれ、結構な勢いでガリガリと歯が削られます。

痛くはないです。

顔に布が被せられ、口だけが出ている状態なのと、おまけに歯を削る音で、歯医者さんや歯科衛生士さんの言ってることがよく聞こえない場面がたびたび発生します。

後悔したのは、その日は16時に予約していたのですが、諸事情で昼食をとれておらず、空腹のまま麻酔をしてしまったので、診療終了後も3時間ほどごはんが食べられず空腹でつらかったことです。(麻酔が効いたまま食事をすると口の中を噛んでしまったりして危険)

次回は必ずお腹を満たしてから歯医者に行こうと思いました。

ここの歯科衛生士さんは、説明する時に私が1回で理解できないと、嫌な顔ひとつせずゆっくり言い直してくれたので、大変好感がもてました⭐︎

かかった費用

こちらの歯科医では、オールセラミックは1本25万ウォンだったので、4本で100万ウォンです。

この日ふ給料日前で韓国の口座の残高が足りなかったため(笑)50万ウォンずつ分割払いできました。手数料はかかりません。

その他、スケーリングもしてくれましたが(クソ痛い)1回2万ウォンほど追加で払っています。

ちなみにここの歯医者は金歯は1本40万ウォンでした。最近は金の相場が上昇しているため、あまりおすすめしていないようです。

感想

韓国で歯の治療をすると、結構な金額がかかうわー最悪だーと最初は思っていたのですが、よくよく考えてみたら、日本で同じセラミックインレーで自費で治療したら、もっと高額になるはずなので、韓国で日本より安く、上質な素材を使って早めに治療できたのでまあよかったのではないか?と思います。

渡韓整形界隈・皮膚管理界隈、ときたら、渡韓歯科治療界隈が、次のトレンドになるかもしれませんね。

ただし私は限界節約界隈なので、ソウル外の比較的安い歯医者で治療しています!ソウルだったり、通訳がいる所は、もう少し価格は高くなるんじゃないのかなと思いました。

韓国で虫歯治療してみたい界隈の方、連絡くれれば相談にのります♥️

それでは

˚°ºᵒ•♡•ᵒº°˚♢°ºᵒ•♡•ᵒº°˚♢°ºᵒ•♡•ᵒº°˚

タイトルとURLをコピーしました